本日は往診に出かけました。地元のお客様に還元すべく、火曜日と木曜日は往診に時間をあてています。今日は、脳梗塞後に右半身が不自由になってしまったお客様の家に伺って治療をさせて頂いています。
脳梗塞後の発見と対応が早かったことから半身付随への影響が少なかったようです。

とはいえ･･･利き腕である右腕は肩から上には上がらず、右足は引きずった状態。右腕はフライパンを持って返すことが難しく、棚の上に食器をしまうのも困難を極めていました。思うように身体が動かせず、歩くことは出来ても足が上がらずちょっとした段差でコケていたそうです。1年半のリハビリを経て、病院からは手が離れたもののどこに行っても治療らしいことはしてもらえず、脳梗塞は門前払い的な扱いだったようです。

誘われて通っていた整骨院では、電気をあててちょっとマッサージしてもらえたようですがほとんど効果を感じることが出来ずに行かなくなり、「一生付き合っていかなければいけない不自由さ」と思い決めていたとのこと。

ご縁があってお会いしたのが昨年の８月。それから定期的に治療をさせて頂いて現在は、歩くのに不自由ないまでに回復。右足の親指に少しの違和感と天気の悪い日には足の重だるさを感じるものの階段もスイスイ上がれてしまっています。

また、右腕は桜餅が作れるまでに回復。五十肩気味に腕を頭の上まで上げるのは少し抵抗感と痛みがあるようですが、以前に比べて、はるかに家事・炊事がしやすく生活に潤いが出てきたとのこと。
まだまだ改善して行くと思いますが、早朝から桜餅をこしらえて待っていてくださったお客様が感慨深げに喜びのお声をくださいました。

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