筋肉が足りないは・・・間違い
高齢者あるある、ですが・・・足腰が痛いのは「筋肉が弱くなっているから」だから筋肉を鍛えなさい、と医師に言われるお年寄りがいます。一方、アームレスリングや重量挙げなどの『力』をアピールするスポーツでも筋肉を鍛える必要があります。
確かに「筋肉を鍛えること」によって発揮できる力は増えるため力をアピールするのに効果と実感を得やすいです。しかし、この考え方は一方で正しく、一方で間違っていることに気づいて頂きたいです。
力を発揮する上で筋肉が主要素となるのは間違いありません。ここでのポイントは、筋肉の『量』を問題にしているのか?筋肉の『質』を問題にしているのか?最終的には両方とも必要なのですが一般的に『量』ばかりが問題になる傾向があります。
「筋肉が足りないから力が出ない」この表現が、まさに「量が足りないからパワーが出ない」を表しているのです。無論、量としての筋肉は必要ですが、力を発揮する筋肉の『質』を忘れていませんか?
本来なら〔100〕の力が出せる筋肉なのに疲労や損傷で〔30〕の力しか発揮できていないとしたら・・・30%しか力を発揮できないことを不満に思い、筋肉量を倍にする選択をしてしまうのです。仮に、筋肉量を倍増できたとして、つまり〔200〕の力が出せる筋肉を作り上げたとして期待される力は・・・その30%の〔60〕なのです。それは、〔100〕の筋肉量で〔100〕の力を出すことに遠く及ばない状態。
結局、質を低下させた状態では、いくら量産してもダメなものはダメなのです。逆もまた然りです。〔1〕の筋肉量で〔1〕の力を100%出すことが出来たとしても〔100〕の筋肉量で30%の力である〔30〕には量で敵わないのです。
力を発揮する際にありがちなのは筋肉疲労が蓄積してパフォーマンスが低下しているということ。アームレスリングや重量挙げで筋肉を鍛えに鍛え抜いたつもりでも負荷を蓄積しただけで疲労が抜けていない場面があります。
高齢者の足腰の筋肉も姿勢が崩れて軸がブレているだけで不必要に筋肉に負荷がかかり筋肉疲労が抜けていないだけだったりします。足元がふらつく、腰が安定しない、それは筋肉量の問題ではなく筋肉の質が低下して本来の力が発揮できて
いないだけ。
量を増やすために筋肉を鍛えていくのは間違いだと思いませんか?筋肉の質を回復すること、ウチでやってまーす!
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