痛みが取れて歩行がスムーズにできるようになってからは友人と会う機会も増えて買い物も楽しく行けるようになりました！

【小田美地子様 / 三浦郡】

側弯症がありましたが、若い時は症状が出ることなくよく動いていました。年齢を重ね、又コロナ禍で外出が減って
家にいることが多くなり筋力が衰えたのか、坐骨神経痛の症状が酷く、歩行はもちろん、夜寝ていても足腰に痛みが出て、足を引きずり歩くようになりました。

整形外科に行きレントゲンやMRIの検査をして、側弯症による足腰の歪みによって出てきた痛みだと診断されました。治療を受けていたのですが一向に改善されず、歩くときに足に力が入らなくなり歩行困難になってきました。整形外科で「側弯症は手術をして治す方法しかない」と言われて大変に驚き、私の年齢だと手術してもすっきり完全に良くなるか疑問に思いました。このままだと歩けなくなるのではないかと悩んでいた時、嫁の友人が『とうせんきょう』に通って、とても良い治療を受けていることを知りました。嫁に連れられ『とうせんきょう』で治療を受け始めました。

初めに先生は『側弯症の骨は真っ直ぐにすることは出来ない』とはっきりおっしゃいました。背骨は真っ直ぐに伸びて身体を支える役目があるけれど、側弯症は背骨が曲がっているので身体を十分に支えきれず周囲の骨や筋肉に負担をかけるために現在の症状が出ているということでした。腰・股関節・膝の骨のズレを直した上で身体の奥にある固くなった筋肉を鍼治療でほぐしていくことで痛みを改善していける、と説明していただき、納得して治療を受けることになりました。

身体は左右のバランスが大切で左側に痛みが出ると右側が補おうとするので歪みや痛みが右側にも出ると伺いました。私の身体のどの部分のバランスが崩れているか、治療を受けながら骨と筋肉のメカニズムを説明していただきました。また、私の自覚のないところでも姿勢や歩き方を見て、どこの筋肉が固くなっているか、どこに骨のズレがあるかを見極めて治療してくださいました。

初めはとてもハードな治療に感じたのですが、治療を受けた後の身体の動きが改善されていくのを実感して納得しながら治療を受けることが出来ました。歩行時や椅子に座るときの姿勢について、また家でのストレッチ等の指導も受けました。初めの二ヶ月は週1回の治療で徐々に良くなり、2週に1回、3週に1回と間隔を開けて治療が進み、改善されてきました。

治療前に比べ足に力が入り、歩行や階段の上り下りがスムーズに出来るようになりました。家族からも歩き方が良くなった、と言われます。痛くて歩行困難な時は外出が億劫になって何かをする気力もなくなり、家にいることが多かったのですが、痛みが取れて歩行がスムーズにできるようになってからは友人と会う機会も増えて買い物も楽しく行けるようになりました。足腰の筋力も付いてきたような気がします。毎日のストレッチは欠かさず行い、出かけて沢山歩いた後は休養をとって無理をしないように心掛けています。動けることに喜びを覚えた今、親身になって治療をしてくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいです。