4年前から視力が少しずつ低下してきたようです。仕事で1日中パソコンに向き合っていると次第に目の奥が重くなり始め、しんどくなるというお客様。眼精疲労がたたり、事務職をあきらめて転職を余儀なくされました･･･。今は市内で販売の仕事をされています。

メガネを掛けた状態で右の視力が0.7に対して左の視力が0.1のガチャメ状態。左目の眼圧が基準値を超えて高くスマホやパソコンを30分くらい使っているとクラクラする現状に不安を感じていらっしゃいました。眼科に通い、薬を処方されてはいるものの一向に改善の兆しなく、どうしたら良いのか正直、途方にくれる毎日だったようです。

実際に拝見すると･･･左の後頭部から首の付け根にかけてが岩のように硬くなっているではありませんか！左右を比較して触られた感触も右はなんともないのに対して左はビックリするほど鋭く「痛いっ！！！」お客様ご自身もご存知なかったようです。

後頭部を含めた首の付け根部分には視神経が走っているわけですが、筋肉が硬結して走行路を妨害していると目の機能に障害が出ると言われています。触診で骨が歪んで神経を圧迫している感じではありますがそれは精密な検査をしてみなければ断言できません。とりあえず、今できることは硬化した筋肉を緩和しすこしでも目の神経障害を緩和すること。ということで、首肩周りを緩めて差し上げること30分。「だんだんと身体が軽くなる感じです。」「なんだか、血が巡ってきました。」と施術中に感想をもらしてくださいます。

施術終了後、ベッドから起き上がって頂くと「うわっ、明るい。なんだか見え方が違う！」と。どんな違いなのかを伺うと･･･とにかく鮮明に明るいそうです。ちょっと雰囲気の良いレストランは照明が落ちて雰囲気がありますが、お客様には暗すぎて左目はほとんど見えない状態らしいのです。

眼圧高の原因を解決したのではなく、ただ、目にかかる負荷を少し解消しただけなのでしばらくすると、また戻ってきますよ、と添えておきましたが、目がラクになったことを殊のほか喜んでくださいました。どこに行っても症状が改善せず、薬の効果も感じられず情緒不安定になりがちな日々の暮らしの中でお役に立てたようで大変に嬉しい限りです。

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