酔うと首が重だるくなる…
お客様のお話を伺っていて、「あ~、確かに。そういえば、そうだ」と思ったことがあります。それは、お酒を飲んでしばらくすると 【首が重だるくなる】ということ。なんとも表現しにくいのですが首の置きどころが分からず、重だるくしんどくなるのです。
アナタは経験ありませんか?居酒屋で、レストランで、お家で飲んでいるときにちょっと飲んだなぁ~と思ったくらいにお酒が回ってくるとやたらと首が重くてうなだれてしまったり、首をぐるぐるまわしてしまったり、な~んてこと。現在、矯正治療でお越しになっているお客様も結構飲んだなぁ、というときには必ずといっていいほど首が重だるくなるそうです。
ところが先日、横浜・山下公園で行われた「ベルギー・ビール・ウィークエンド」で、たいがい飲んだのにもかかわらずいつものように首が重だるくならなかった、というのです。酔った・酔わないは、そのときの体調にも影響を受けますがお客様曰く、矯正治療の効果がだんだん出てきている、と喜んで頂けているようです。
「酔い」と「首の重だるさ」の因果関係については、学術的な証明などありませんが、経験則としては関係が深いです。それは、風邪をひいて高熱を出したときのカラダの状態に似ています。高熱を出したときを思い浮かべてみてください。カラダが熱くなり、節々がめちゃめちゃ痛くなった経験ありませんか?特に、自分の身体の弱いところが痛くなる経験。これは風邪菌やウイルスと白血球が戦って炎症が起きているためです。菌やウイルスは身体の弱いところを攻めたてます。(当然、攻撃側は守備の弱いところを狙うものですからね。)侵入者に対して、白血球が血流に乗って現場へ急行。当然、身体の弱い場所が戦場になって炎上。それが節々の痛さになって現れてくるのです。
ここでポイントになるのは血流。高熱を出したときも、お酒を飲んでるときも条件は違えど血流が早くなりますよね。(=血流量と血流速度が上がるということ)例えば、今回のお客様のように首が歪んでいる場合、首を通る血管も、首の歪みにあわせて歪んでしまっています。まっすぐ流れている川の水がシャーと勢いよく流れるのに対し、くねくね曲がっている川の水は勢いよく流れることはありません。もっと言えば、曲がっているところにゴミが溜まり川幅が狭くなり余計に水は流れにくくなります。
首が歪んでいる状態で、まず、お酒を飲めば血流量が増えてスピードが増します。そうなると、曲がり角でゴミが加速度的に溜まることになります。ゴミで川が堰き止められると、首付近の血液供給量が急激に減ってしまうので窮屈になってしまうわけです。疲労物質は溜まるわ、栄養物質の配給は滞るわで、首元の疲労が激増するわけです。そして、最後には血流量がスローダウンするのです。(ハアハアと息切れする感じ)血中アルコール濃度が高くなると血液の粘性が強化されることもあり、血液がサラサラでなく、ドロドロする感じになるため余計に身体のキレがなくなります。だから、水分を多く摂って血流を改善する必要があるのです。
もともと首が歪んでいなければ、血流が滞る場所がないため首がしんどくなることも、お酒が早々に回って酔ってしまうこともありません。首が歪んでいるがゆえに、酔ったときに首が重だるく感じてしまうのです。偶然的な要素もありますが、お客様が今回お酒を飲んでも首が重だるくならなかったのは首の歪みが改善されてきたことも間接的に意味しています。逆に、お酒を飲んでみて、身体の節々に痛みを感じたり、それこそ首が重だるい感じになるのであれば、その箇所に歪みや問題があると考えても良いのかもしれませんね。
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