頭痛の原因は後彎している首でした!

重度の頭痛持ち

お客様の御子息がレントゲン撮影を終えて再度のご来店。彼はまだ中学2年生。そして、重度の頭痛持ち。月に2回は頭痛で起き上がれずに学校を休む状態。矯正治療で症状改善をしたお父さんに連れられてとうせんきょうにお越しになったわけですがご来店の当日は頭痛がない状態でした。

痛みが無いので、何をして差し上げることもできず触診で現在の状態を確認。すると、左首から左肩にかけてデコボコしており触ると飛び上がって痛がります。あとから尋ねてみると、左側の偏頭痛が多いそうです。首を触ってみると・・・後頭部付近、首の中間地点、そして首の根元でひっかかりやはり触れば痛みを伴う様子。これは良くないなぁ・・・と内心で思うわけです。

お父さんに状態をお伝えしてレントゲン検査を受けてきていただくことに・・・。そして、撮ってきていただいた写真を拝見すると上図のように、首が後に彎曲しているわけです。お父さんも息子も、ビックリしすぎて笑ってしまうほど。「おまえ、スマホばっかりやって下向いてるからだ」と注意。確かにスマホは要注意です。電車に乗れば、みんなスマホを片手に下を向いてピコピコやっているわけで、首は「くの字」に曲がっていますから。

さて、状態を詳しく分析・説明させて頂くと息子さんは事態の深刻さに気づきます。首の側面図以外は、ほぼ正常であったため頭痛の原因は限りなく、『後彎した首』にあると認識していただけたようです。原因が分かり、ゴールが見えればあとは治療を重ねていくだけになります。

骨格が固まってしまっている大人と違って成長期真っ只中の息子さんの骨は一般的に動かしやすい状態にあります。今のうちに正しい刺激を入れて、正しく骨格を誘導してやることで成人したときに困らない身体づくりをお手伝いできるはずです。

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