芸術事に親しむ、とは・・・

黒澤明監督

実は節分を機に、とある偉い方から『今年は山のごとく動かず、芸術事に従事すべし』とのお達しを受けて・・・「さて、どんな芸術事に親しむべきなのか?」とずっと思案しそして、いろいろと試してきたのですがどれもこれも、どうもしっくりこない。

ほどなく、3ヶ月が経つ頃の5月。ついに「コレ」という芸術事にぶち当たった感じです。お客様との会話の中で映画の話題となり、黒澤明監督の話になりました。よく考えたら、私・・・(日本人にもかかわらず、恥ずかしながら)巨匠と呼ばれ、世界の名だたる映画監督から尊敬される黒澤監督の名作を1本も見たことがなかったわけです。なぜ黒澤監督が凄いのか?なぜ黒澤監督が慕われるのか?それも知らないままでは良くない、と一念発起し黒澤映画を片っ端から全部見てみることに決めたのです。

ただ、映画作品を見たところで、道楽で終わりそうな、この私。黒澤監督が凄いと言われる所以が書かれた書籍を買い込み勉強モードで映画鑑賞をすることにしました。観てみると、目が離せないくらいどっぷりと映画に惹き込まれます。なるほど、芸術的・文化的な側面はよく分からないにしても本能的に感情を持っていかれ、心を揺さぶられる感じになるのです。「七人の侍」から始まり、「羅生門」・「姿三四郎」・「影武者」・「生きる」そして、「用心棒」と立て続けに見ています。芸術に親しむ・・・まさか、「世界のクロサワ」に出逢うことになっていたとは驚きです。しばらくは芸術に身を浸すことになりそうです。

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