感覚を研ぎ澄ます

備忘録的な感じになりますが・・・ひょんなことから初心に返ったので時間をかけて突き詰めていこうと思っています。何を？かというと『骨に触っている感覚を研ぎ澄ます』こと。

とうせんきょうは、骨格の矯正を専門にしています。作業的には【正しく骨を触って、正しい位置に導く】というだけなのですが、言うは易し行うは難し。とは言え・・・正しい位置へ導くのは簡単です。お客様にレントゲンを撮ってきていただくのでどこがどのように歪んでいるか、が一目瞭然です。骨配列に歪みがあれば、それを本来あるべき正常な配列へ戻すだけです。使った消しゴムを、元々あった筆箱の中へ戻すような容易さ。それは、『答え』がわかっている方程式を解くようなものです。答えのわかっている問題など簡単です。

一方で難しいのは、その解き方（解法）のほうです。どのようにして正しい位置に導くか、は手法によって様々です。とうせんきょうでは【ピアーステクニック】を採用しています。この手法は、他のどんな手法よりも圧倒的にストレートネックを正常化する効果があります。（なお、ストレートネックを直すには、首を捻っても元には戻りません！ストレートネックの方は、施術にて決して首を捻られないようにしてください。危険ですからね。ストレートネックの直し方は→→→参照　https://10-1000-kyo.com/symptom/straightneck　）

さて、解法で重要なのは「正しく骨に触る」こと。無論、今でも十分に正しく触れています。が、あるとき、十分を超えて十二分に触れる方法はないのか？と思い立ちました。ピアーステクニックでは、豆状骨で椎骨に触れるわけですがその感覚は、繊細な指先の接触感とは異なります。

今回思い立ったのは、『豆状骨での接触感度をもっと引き上げることはできないか？』ということ。指先の感度と同じくらいまで、豆状骨での接触感度を引き上げることができればさらに矯正の精度と効果を向上させて、お客様に還元できる！と。現状に慢心せず、さらなる高みへ研鑽を積む。初心に返った瞬間がありました。