捻挫痕を放置すると・・・

足首や膝に負担がかかる

今はもう大人ですが、学生時代にサッカーをしていたお客様。事あるごとに捻挫を繰り返していたそうです。治療といえば、湿布を貼って痛みが退いていくのを待つだけ。実際は治療など受けたことがない、とおっしゃってます。学生時代から十余年・・・。今はサッカーは見るにとどまり、むしろ競馬に夢中くらいの現在です。サッカーは過去の栄光に終わってますが、当時の捻挫痕は現代まで遺恨を残しています。

捻挫痕??捻挫をした形跡が、足首をクルクル回すと確認できます。右足でシュートを打つので、軸足は左足になります。左足の外くるぶしの辺りが、ロックがかかったように動きません。靴裏の減り具合から見ても、足の小指側で立つ癖があるようです。これは卵が先か、にわとりが先か?と同じ感じですが捻挫によって足首の立て付けが変わったから、足の小指側で立ってしまうのか?足の小指側で立つ癖があるから、足首の立て付けが変形していくのか・・・・。いずれにせよ、左足首の立て付けが崩れているせいで、立ち方が自然でなく最近では足から膝までに負担が連鎖している状態だそうです。捻挫をした次の日であれば、まだ除去しやすい捻挫痕ですが10年以上も経過している捻挫痕は・・・なかなかに難儀です。

とは言え・・・ある程度は捻挫痕を取ってしまいます。足首のロックを解除して、足首の土台となっている距骨を内側に引き戻す矯正治療を施して終了。足首の立て付けが変化したのを実感できているようで小指側でなく、親指側の土踏まずで大地をつかんで踏みしめている感覚がある、とのこと。捻挫痕自体は完全に取りきれたわけではありませんが、少なくとも日常で歩いたり、走ったりする分にはこれ以上、足首や膝に負担がかかることはなくなるでしょう。過去の捻挫痕を上手に清算し、より良い未来への一歩を踏みだして頂けることだと思います。

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