生まれながらの『ストレートネック』はありません。

なぜ、ストレートネックが駄目なのか?

医療系のテレビ番組で「ストレートネック」が取り上げられるようになり、ストレートネックという言葉が世の中に広まってきました。ストレートネックの危険性やストレートネックの直し方、そして、ストレートネックの原因は多くのメディアでも繰り返し取り上げられていますよね。

しかし・・・ストレートネックに関して誰も十分に説明していないことがあるんです。それは 『なぜ、通常の頚椎が前弯のカーブをしているのか?』ということ。裏を返せば、『なぜ、ストレートネックが正常でないのか?』ということです。
首が痛い、肩が痛い、耳鳴りがする・・・などと症状を訴えて病院を受診し、レントゲン検査してみると「あ~、ストレートネックになってますね・・・。これが原因ですね。通常は首が前にカーブしているんですが、貴方の首はまっすぐです。」と言われることがあると思います。で、そこから説明があるのか、と思いきや 湿布を出され、リハビリを薦められて終わりだったりするようです。対処法や治療法はともかく、なぜ、ストレートネックが駄目なのか?なぜ、通常の首が前弯しているのか?の説明は(ほぼ)ありません。

実は・・・とても簡単なことなのです。赤ちゃんがお母さんのお腹にいる頃は頭と膝を抱えて丸くなっていますよね。狭い空間の中で大きく成長するわけですから下を向くように首を丸めている必要があります。この時、首の形は後弯しています。そして、母体から出てきてしばらくすると、仰向けで寝ていただけの赤ちゃんがうつむけになり、ハイハイを始めます。誰もが経験をしたハイハイです。うつぶせになり、頭をグッ~と反り返してまるでアシカが歩くようにあちこちと動き回ることを覚えるのです。

この時、前に丸まって下を向いていた首が後ろに反り返り上を向き、首の前弯が形成されるのです。まず間違いなく、誰もがハイハイを経験します。したがって、生まれながらのストレートネックはあり得ないわけです。なお、ハイハイから立ち上がる過程で、腰の前弯が形成されることで首の前弯・胸の後弯・腰の前弯というS字曲線が生まれることを申し添えておきますね。 

結論として、人は生まれてから立ち上がる経緯で必ず、首が前にカーブするものなのです。このカーブが崩れて、ストレートネックになるといずれ首が下向きにカーブして丸くなり、次いで、腰が丸くなることで身体全体がC字になってしまいます。

アナタのストレートネックは首をもたげ、背中と腰を丸めてしんどそうに歩いているおじいちゃん・おばあちゃんの姿に進む前段階。私だけは大丈夫と思っていてもストレートネックになっている時点で赤信号。未来のアナタは身体がC字になっています。その未来を変えるには現在のストレートネックを変えるしかないのはお分かりになります・・・よね。

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