階段は踵をつけて上がるのが正しい
駅で階段を上っていると、多くの方々が① 前傾姿勢で② つま先で階段を上がっているのに気づきます。前傾姿勢はオススメできません。前傾姿勢になるとカラダが丸まります。『前傾姿勢にならずに、どうやって前に進むんだ?』という疑問が出るかも知れませんが・・・「前」に移動する力に対して「真上」に移動する力が加われば、「斜め上(前方)」に力が働くのです。
要するに、階段を上がるときには踏み出した足に対して真上に体を持ち上げるようにして上がれば、無駄な力なく上手に階段を上ることができるのです。つまり、階段を前に向かって上がろうとする動きはカラダにとって前のめり過ぎるということ。言い換えれば、それはカラダが不必要に前傾姿勢になるということなのです。
前傾姿勢は、カラダの中心軸を前へ倒すことになるため倒れないようにするために、後方へ引く力が同時に働きます。それが、後背部にある筋肉群を不必要に作用させて首・肩・背中・腰の筋肉を緊張させることにつながります。凝ったり、張ったりする要因になっているということですね。
また、つま先で階段を上がるのもオススメしてません。つま先立ちは、そもそも前のめりになります。かかとを浮かせて歩くとふくらはぎに負荷がかかってエクササイズとなり、足首が引き締まる・細くなる・・・という風に考えられがちですが、違います。確かにふくらはぎに負荷がかかるのでエクササイズ的なトレーニングになるのですが、筋力を鍛えても、その後のクールダウンやケアをしていないので負荷がかかり、使われたふくらはぎには疲労が溜まる一方です。筋肉疲労が溜まれば、ふくらはぎが痙攣し吊りやすくなったり、血流が滞るために足がむくんだりします。使った後のお手入れが万全であればふくらはぎは良質な筋肉を形成し、しなやかになることも想定されますが、つま先立ちだけをひたすらに繰り返してもただ疲労を重ねているだけで、逆効果なのです。アナタの足のむくみや疲れは意外にも身近な【階段】が原因になっているかもしれません。
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