バレーボールで肩を痛める

お客様は、社会人バレーボール部に所属しており、毎週日曜日になると練習に出かけていきます。2ヶ月ほど前から肩の違和感と痛みを感じて練習を休んでいるそうですが、一向に痛みが取れないことから「とうせんきょう」へお越しくださいました。

お伺いすると･･･痛み自体は8ヶ月くらい前から徐々に気になっていたそうです。アタックを打つ際に腕を振り抜くと、肩がビリッとするらしく整形外科に行くものの『骨に異常ナシ』ということで経過観察。しばらく、そのまま練習していると痛みが悪化し、ついに2ヶ月ほど休養をしてみたそうですが何も変わらず。今でもアタックを打つと肩が痛くなるそうです。

早速、拝見すると･･･右肩と右腕をつなぐ三角筋がカリカリに硬くなっています。腕の動かし方を考えるに、三角筋が元凶のようです。試しに手で緩めてみましたが、硬すぎてビクともせず。仕方なしに小道具を取り出してきて、三角筋のコリの繊維を切るように解除。過緊張した三角筋がパチンと揺れて、ふにゃんと緩みます。

幾度か繰り返すうちに、次第に筋肉が本来の柔軟性を取り戻してきました。一度、アタック動作をして頂くと、「あ、痛くなくなった」と腕をブンブン振り回します。いやいや、わざわざ痛みを探すために、そんなにガンガン振り回さないで欲しいです･･･と思ったりするのですがお客様はお構いなしに肩の状態を確認。どうやら痛みが出ないことを確認して、満足の様子。肩を痛めてから日も浅かったため、簡単に緩めることができましたが、古傷になると時間はかかります。いずれにせよ、「良くなった」と喜んで頂けたようで良かったです。