インピンジメント症候群の改善

『インピンジメント症候群』って言われたんです･･･とご来店を頂いたお客様からご相談を受けたわけですが、要するに、肩を上げたときに、ある角度で痛みが出る状態です。

テニスが大好きなお客様で、3年前に右肩を痛め少しずつ回復はしているものの、現在も右肩に違和感が残る毎日。サーブなど頭の上をラケットが越えていくオーバーヘッドの動きがどうにも負荷がかかるようで、力を入れずらくボールに威力を出すことが出来ない様子。腕を上に挙げれば、明らかに左右に差があり肩先が腫れたようになっているとのこと。整形外科を受診した際には、インピンジメント症候群と診断され、安静にしているばかり。されど、治る気配も無く、とうせんきょうへご来店。

実際に拝見してみると確かに右肩先が固く膨らんだようになっています。腕を動かして頂くと、左肩には無い違和感が右肩に出ます。肩甲骨の動きを拝見すると、多少のひっかかりはありますが正常に動いており、問題ありません。なるほど、確かに「インピンジメント症候群」。とはいえ、名前ほど大した症状でないのが実際のところ。ひっかかっているところ、正確に触って除去してあげれば良いだけのことなのです。

そんなわけで、治療開始。固く張った場所を特定し、小道具でチョイチョイとロックされた場所を解除します。主に3箇所のひっかかりを解除して、10分程度で治療終了。お客様に肩・腕の動きを確認して頂くと左右差がなく違和感も消えた、とビックリした表情で答えてくれました。無論、3年近くサビついていた肩なので動きにぎこちなさと不安感は出るものの、動かすのに支障ない様子。病み上がり状態なので、無理しないようにだけ伝えましたがテニスはして良いですよー、と伝えると嬉そうでした。

インピンジメント症候群。聞き慣れない症状で、一般に改善方法も確立されていないようですがとうせんきょうでは、「肩の痛み一般」として改善できる治療をご提供させて頂いております。