首の牽引をオススメしない理由

牽引治療は危険!

ストレートネックや頚椎症の治療で一般的に利用される「牽引治療」ですが・・・とうせんきょうでは、オススメしていません。

まず何より、牽引治療で「ストレートネック」や「頚椎症」が治ることがないからです。次に、牽引治療で首の状態を悪化させてしまう危険性があるからです。どういうことか?というと・・・ストレートネックにしても、頚椎症にしても結局、首の骨に対してアプローチをしたいのにそれが出来ていないために、状態が改善せずに悪化してしまうのです。

牽引治療で 「直接」 首の骨に刺激を加えることが出来れば確かに治療効果を期待することはできるかも知れません。しかし、牽引治療では 「直接」 首の骨にアプローチできません。なぜなら、骨の周囲に筋肉が巻き付いているからです。右図のように、首の骨にタオルを引っ掛けて牽引すれば意味があるかも知れません。しかし、誰ができますか?こんなことを。

ヒトの身体の外郭は、骨と筋肉で構成されています。首に関して言えば、『ちくわキュウリ』のような状態で硬い骨の周りに柔らかい筋肉が付いています。首を想定して、ちくわキュウリを上下に引っ張った場合周りのちくわが伸びるだけで、キュウリは伸びたりしません。しかも、ストレートネックや頚椎症で首痛を起こしている状態の方々は骨の配列が崩れているため周りの筋肉の弾性が失われ、カチカチ・コリコリの首筋になっています。柔らかいちくわが引っ張られれば伸びますが、柔らかさを失ってカチカチになった首筋は引っ張ったらどうなるでしょう?骨を引っ張る前に、筋肉が引きちぎれる(繊維断裂)になるわけです。

頭の重さの負荷を牽引機が代行している間は、首に荷重がかからないためにラクに感じているだけです。牽引機が外れてしまえば、頭の重さが首に負荷をかけるためにまたシンドクなってしまいます。だから、症状が繰り返しになるわけですね。

症状が繰り返すのは、改善とは言いません。では、維持か?というと、そうでもありません。刺激を加えているのに何も変わらないのなら、その刺激は無意味です。直るメカニズムや直る道筋や工程がハッキリしていないものは、期待を寄せるのに不透明すぎます。

では、どうすればいいの?と思ったアナタ。とうせんきょうでは、骨に直接刺激を与えて、骨を正しい位置に戻す矯正治療を提供しています。骨の歪みもレントゲン写真で確認していますので、歪みの方向や角度も計算して、正しく安全に治療をしています。効果の見えない牽引治療より効果を期待できる見える矯正治療をお試しになってはいかがでしょうか?

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