朝起き抜けに腰が痛い
朝起き抜けに腰が痛いこと、ありませんか?そして、起きてしばらくすれば、なんとなくマシになり日中に活動をしている間は、なんともなく過ごせている・・・そんな腰痛をお持ちではありませんか?朝だけ腰が痛い、そんな特殊な腰痛があるのか??と思っていたりするかも知れません。結論から言うと、そんな特殊な腰痛などありません。ただ単に、腰痛としては赤信号でなく、黄色信号だというだけ。慢性腰痛予備軍として、警告ランプが点滅しているだけなのです。
では、なぜ朝起き抜けだけ腰が痛いのか?それは、寝ている間の血液供給量が少なくなっているから。人が起きて活動している間は、全身を動かしているので頭の先から手足指の先、臓器の各部に至るまで血液が常時、大量に流れ込んでいます。血液が各細胞へと「栄養と酸素」を運び入れ、「疲労物質」を運び出してくれるから活動ができているのです。一方、人が寝ている間は、全身を動かす必要がありません。動いていなければいけないのは、【心臓】と【脳】。したがって、全身の血液の多くが心臓と脳に集まるようにセッティングされており、体の各部へはスタンバイ程度しか供給されていないのです。つまり、負傷している腰部に血液が常時供給されていれば、自転車操業のように、回復(+)と負傷(-)でプラスマイナスゼロでなんとか代謝できているため、痛みを感じずに活動ができているものの、ひとたび寝てしまうと、血液供給が低下するために代謝バランスがマイナスへ傾いてしまうのです。
朝起き抜けは、活動の境目。エンジンがかかり、体に血液が供給され始める間のわずかの間は、寝ていた際の代謝の悪さが残って腰が痛いと感じるわけです。腰部が悪いということに変わりないのですが慢性腰痛へと悪化するのは、まもなくだ、という兆候なのです。朝起き抜けに腰が痛いのなら、まだ比較的、青信号に戻すチャンスがあるということ。今が好機と思い、ぜひ腰痛の原因を見極め再発しないように根本から治療をしていただければと思います。
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