仙腸関節部に集まる腰痛の解消

腰痛は大きく2つのパターンに分けられる

腰痛は大きく2つのパターンに分けることができます。

① 背中から丸くなってしまうことで痛む「背中と腰の境目」のパターン(腰上部)
② 腰から丸くなってしまうことで痛む「腰と骨盤との境目」のパターン(腰下部)

それぞれに解消方法が異なりますが、②の方が難しいので少し解説。
横図写真を見ていただくと、触るべきポイントが分かります。青丸で囲った辺り、仙腸関節と呼ばれる関節があります。この関節付近に背中の筋肉の終着点があります。いわゆる腰の根元部分に大きな筋肉が、所狭しと集まっているわけです。腰の根元部分は、そもそも負荷を受けやすい部分で上半身の重さを一手に支えています。姿勢が正しい状態においては骨盤が立った状態で腰骨を垂直に支えることが出来るため、関節にかかる負荷はほぼ無い状態です。

しかし、姿勢が崩れ、腰が丸く落ちた状態(おしりのホッペで座る感じ)になると骨盤が寝た状態になり、腰骨を下支えできる体勢でなくなります。そんな環境でも腰は上半身を支えなくてはいけません。骨で支えられない上半身を支えるのは・・・筋肉。こうして姿勢を崩した状態での座位が続くと背部+腰部の筋肉に緊張と負荷がかかりその終着点の仙腸関節付近の筋肉の硬化密度が高くなり腰が動けず、固まった状態になるのです。これにより、腰の下のほうが重だるく感じたり痛みを出したりするのです。

解決方法は、筋肉の硬化と張りで身動きがとれなくなった仙腸関節を動かし、周囲に集まる筋肉の硬化を解除すればOK。口で説明するほど簡単ではありませんが、まず、小道具で仙腸関節の動きを改善し、腰元を浮かせながら仙腸関節深部に親指をねじ込むように押し当てます。浮かせた腰を戻すようにして、ひねり込みながら腰をもどしていくと背筋と腰筋が緩んで腰下部の重だるさがスッキリと取れます。

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