腰、曲がってるのが見えてますよ…

腰椎ヘルニア

先日のお話です。ご紹介で、腰が痛いお客様のご来店になりました。歩くのも不自由な感じで、見るからに右足を引きづっています。右の股関節に違和感があるようで、階段を昇り降りするのも難儀そう…。某有名バンドのコンサートチケットの抽選に当たり、楽しみにしていたのに、しんどすぎてダウンしそうとのこと。這ってでも会場に行くとおっしゃっていたので、少しでも状態が楽になるように、応急処置をさせて頂きました。

腰も足もしんどさが緩和し、無事にコンサートを楽しんで頂けたようです。で、後日、お客様にレントゲン写真を撮ってきて頂きました。お、思っていたより歪んでいます…。腰骨が見るからに『まっすぐではない』のです。そして、負荷がかかっている部分の骨がへしゃげるようにつぶれ、骨棘が出てきています。骨棘とは、骨が突起状に変形をしたものでよっぽど長い時間、相当な上下圧の負荷にさらされないとできません。

現在は40歳くらいの素敵な女性。聞けば、19歳の頃から腰に違和感と痛みがあるようで整形外科ですでに「腰椎ヘルニア」を宣告されたそうです。以来、マッサージやら整体やら鍼やらでだましだましに緩和させながら仕事と生活をしてきたようですが今回は、さすがに限界に達したようです。その様子を見かねたお友達が「とうせんきょう」をご紹介くださった次第。

さて、腰の状態を見たお客様は「まさかここまで酷い状態になっているとは…」とショック状態に…。全身を拝見したわけですが、異常があるのは腰だけでなく背中も歪み、首も歪んでいることが分かりました。どこまで歪みが改善できるかはやってみて、ということになりますがこのまま放置しておけば、悪化する一方なのはお客様にも一目瞭然。まずは、これ以上の進行を食い止めるところから始めようということになりました。

実際に矯正治療をさせて頂いているわけですがすでに3回目にして身体の動きに変化が出てきているとのこと。痛みが出ていた腰部は、ツッパリ感が消え始め右股関節の違和感は無くなったそうです。まだまだ気になっているところはあるようですが、それでも、一時のことを思えばカラダの痛みが軽減している、と。骨格の歪みを見るに、まだまだ余談を許しませんがそれでも期待感を持ってご来店を頂けるようになったことは成果の一つであると言えます。お客様が痛みにおびえず、健やかに暮らしていけるように誠心誠意でお手伝いをさせて頂きます。

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