どうして正座をすると、「しびれ」るの?

生体の防御反応のしびれ

法事で慣れない正座をしたら、脚がしびれてマイッタ!!という経験はありませんか?誰しも身に覚えがある『正座のしびれ』ですが、その原因をご存知ですか?正座した時の脚の状態を考えてみましょう。

正座をしている時、脚は折れ曲がって密着しています。この時、上半身の重さと床によって脚の血管が圧迫されて血液の流れが悪くなります。そして血液の流れが悪くなると、まず「神経」に障害が起こります。“運動神経”と“知覚神経”という2つの神経が『しびれ』に関係しています。脚がしびれた時、最初は足の感覚がなくなって、思うように動かせなくなります。それは血液不足によって身体を動かす役割の“運動神経”が麻痺するためです。そのあと、ジンジン・ピリピリし始めるわけですが、それには痛さや熱さなどを感じる“知覚神経”が関係しています。流れにくくなっていた血液が、脚を伸ばした時に急激に流れ出す事によって“知覚神経”が混乱してしまい間違った信号を脳に送ってしまうのです。それを脳が 『しびれ』というふうに感じて、ジンジン・ピリピリしてしまうと言われています。

つまり、この『しびれ』は脚の末梢神経が異常を知らせる生体の防御反応というわけです。この状態を続けていると「運動を命じる神経」も機能が低下し、しびれ・痛みを伝える末梢神経が機能を停止して無感覚の状態になってしまいます。

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