過去の捻挫

捻挫

最近、問診時には伺っていなかった『捻挫』の痕を実際に触診している際に見かけることが多いです。お客様ご自身も忘れているか、さして重要でないと思って伝えて頂けてなかったりと様々です。触ってみれば手首・足首の動きがオカシかったりするので、何気なしにお客様へお尋ねします。

とうせんきょう:「ここに捻挫した痕がありますけど、大きな捻挫したことありません?」
お客様:「え?そんなのわかるんですか?もう何十年も前にグキッとやってしまって、立ち上がれないくらいに痛みが走ったことありますよ。」
とうせんきょう:「で、その時にどんな処置をされたか覚えてます?」お客様:「いや別にこれといって何もしなかったなぁ。湿布を貼ったくらいです。」・・・とそんな感じの会話のやり取り。

多くの場合、みなさまの処置は『放置』。よっぽどヒドイ場合でない限り、病院やクリニックで治療を受けることはないようです。仮に治療を受けたとしても、テーピングで固定するか湿布で炎症を抑えるくらいが関の山。どこへ行っても捻挫の処置は、多かれ少なかれ『そんなもの』行っても行かずとも同じ事・・・と、放置のパターンが多いようです。そのうちに痛みが引いて、捻挫のことなど忘れるくらいに時間が経過してしまいます。しかし、忘れてしまうのはアナタの記憶だけ。アナタの身体は、捻挫の痕を残して忘れていないのです。そして、捻挫の爪痕がカラダを蝕む傾向にあります。

例えば、足首を捻挫した場合多くの場合【内反捻挫】(上図:足裏を内側に反してしまう)となり、捻った足首は外側へ「く」の字になります。

これを放置しておくと、足首が「く」の字の状態で固まり荷重がかかるたびに足の小指側に負荷がかかる歩き方をしてしまうのです。すると、体重が外へ外へと逃げるようになります。足元がバランスを崩すと、身体の中心軸もブレてしまいます。足元への負担を軽減しようと、膝が無理な体勢を取るようになり膝への負担を軽減しようと、腰が膝をかばうようにバランスを崩して補正をするようになります。この状態が長時間・長期間続くことで身体バランス全体が崩れ、片側だけが酷使されコリや痛みを発症する結果となります。

また足元同様に、身体の両端である頭位置が歪むとドミノ倒しのように身体バランスが崩れてきます。肩コリ・腰痛は意外にも足元や頭位置の【バランス崩れ】から発症していることがあります。長年に渡って放置してきた捻挫が原因であることなどゆめゆめ考えてもいない方が多く、足首・手首・首(頸部)のケアは疎かです。

「とうせんきょう」では、足首・手首・首(頸部)に特別な方法でアプローチをし、過去の捻挫痕も取り除く治療を提供しています。身体バランスの崩れが気になる方は、ご相談を頂ければ幸いです。

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