膝痛は「膝接合部」まで含んで治療が必要!

正座ができなくなってしまった

1年半くらい前から「膝が痛い」というお客様が2度目のご来店になりました。右膝の痛みを訴えておられてまず、仕事中に立っていて動くたびに膝が痛くなること。そして、正座ができなくなってしまったことが残念と・・・。洋食屋さんの厨房で働いているそうで1日中、立ちっぱなしで仕事をしているため膝が痛いと仕事に支障が出るとのこと。

初めて拝見させて頂いた膝はやはり諸所が傷んでおり、まずは曲げたときの膝自体の痛みを解消。膝周りの炎症部分や硬化部分を小道具で取り除くと正座ができるようになりました。お客様には喜んでいただけたようで翌日は軽快に歩くことも正座することも出来たのですが・・・2日目・3日目と時間が経つにしたがってまた痛みが再発してきたのです。といっても、前と違う膝の痛み。膝への負担が軽減されて動きが改善したにもかからわらず患部へ負担をかけている環境や条件が変わらないため(長時間立ち詰めで仕事をせざるを得ない環境など)再発してしまうものです。患部のつっかかり感が取れてラクになっても病み上がりの状態で、また使い込んでしまう環境に置かれてしまうため、ラクになった分だけよりシンドク感じてしまう、ということでもあります。

イメージとしては10の痛みがあって、5まで痛みが減ったとして、また痛みが10に戻ってくると減った5の痛み分だけ余計に痛みがプラスされた感が出るワケです。10の痛みがずっと持続して感覚が麻痺しているより、ラクになった分だけ感度が上がるため痛みが増したように感じることになります。お客様には初回治療後に痛みが再発する旨を伝えてあります。そもそも、1年半もの長期で膝が痛く、正座がしにくかったことが1回の治療で変わっても、負担が全部解消されるわけではないこと。そして、初回ということもあり、主要な痛みを触るだけにしてあり、触れたところはラクになり、触れていないところは残っているため痛みがマダラになり、痛みの取れていないところが逆に気になるかもしれないということ。

お客様の膝痛は再発し、2回目のご来店へ。膝を拝見すると、今回は膝自体に問題はなく膝に接続する大腿部・下腿部のひっかかりが顕著になっていました。つまり、大腿・下腿への負担過多により膝への上下圧が高まり、膝痛が発生していたのです。無論、膝への負担が長期にわたると膝自体が悪くなってしまいます。膝の軟骨が擦り減ってしまったり、膝へつながる腱が硬化してしまって炎症を起こしたり、と。2回目にお越しいただいた時に膝および股関節・足首、そして大腿部・下腿部まで全部に満遍なく治療させて頂きました。すると、「あら、膝は痛くないし、正座もできるし、足が軽いわ~」とお喜びになられて、ルンルンでご帰宅になりました。まだ病み上がりなので、無理すると再発しますからね。と付け加えてあります。明後日また拝見させて頂く次第ですが少しずつでも痛みが出ない時間が長くなって最終的に膝痛で仕事や生活に支障がなくなれば良いと思っています。

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