しびれを誘発する不適切なトレーニング

腹側と背中側の筋力バランスが崩れる

今でこそ、左腕のしびれが取れてきたお客様ですがとうせんきょうへ駆け込んできたときには、痛みとしびれで満足に寝ることすらできない状態でした。昨今は、『ジム通い』 や 『トレーニング』 が流行っているようでお客様も会社の福利厚生として使える某ジムへ通って必死に鍛えこんでいたそうです。それまでは、完全健康体を決め込んでの病気知らず。まさか自分が腕のしびれで苦痛を味わい気持ちが落ち込み、このまま死んでしまうのではないかと不安に苛まれる日々を過ごすとは思っていなかったようです。

さて・・・結果、レントゲンを確認し、首と背部に骨格の異常を発見。現在、10回の矯正治療を終了して腕から指にかけてのしびれは、ホボ消滅。ボタンの穴を指の腹で触って、指先に感覚が戻っているそうです。いろんな原因があるなかで、指先しびれと腕肩の痛みを誘発していたのはまさに、不適切な筋肉の鍛え込み。ベンチプレスをしていたとき鍛え込まれた大胸筋が怒りをぶちまけるようにしびれと痛みが襲ってきたことを考えれば腹側と背中側の筋力バランスが崩れて筋肉が過剰に使い込まれてそうです。

大胸筋という胸の筋肉を鍛えたことによって肩を内側に引く力が強くなり過ぎもともと丸い背中が、円背のようになってしまったのです。骨格的にも下部頚椎が後方へ突出しているため頭が前に落ち、背中が丸まる構造のところへ肩を内側に引く大きな胸の筋肉を鍛えすぎてしまったため首元と肩口を通る腕の神経の通り道を圧迫・狭窄してしまったのです。

胸板が厚い方が、確かにカッコよく見栄えするのは事実ですが、背筋を鍛えることを疎かにしてしまうと筋力バランスの均衡が崩れ、身体に障害をもたらします。特に、猫背気味の方は要注意。「ベンチプレス」や「バタフライマシン」の過度な使用はオススメしません。むしろ、胸を開き、肩甲骨を寄せて背中を伸ばす「ラットプルダウン」をとうせんきょうでは俄然、オススメしております。トレーニングが適当か不適当か?の判断はジムのトレーナーさんの指示やメニューの内容にも依りますが基本、簡単に鍛えて成果の出やすい屈筋よりも地味ですが底力のある伸筋を鍛えるようにして頂く方が身体のバランスを崩すことが少ないです。

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