医師のお墨付き ~ あきらめない「ヘルニア」~

9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」ではない

「ヘルニア」と診断された方に朗報です!どうやら・・・9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」ではない、とのこと。これがその記事 → http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140820-00040164-gendaibiz-soci

『まぁ、普通に考えたらそりゃそうだ』、という内容を改めてお医者さんが明言するところに意味があるわけです。というのも、こんな流れがあるからです。

① 腰が痛い (ぎっくり腰)
② 整形外科に行く
③ MRI検査を受ける
④ 椎間板がつぶれかけていると言われる
⑤ ヘルニアの診断を受ける

で、結果、どのような治療を受けるかと言えば・・・

① 湿布
② 電気・温熱
③ 牽引
④ ブロック注射
⑤ 手術

だいたい相場はこんなところでしょうね。いかがでしょうか?お医者さんに「ヘルニア」と診断された以上、「ヘルニア」の診たてを覆し「ヘルニア」でないこと証明することは、ほぼ不可能です。ほぼ?ということは… 不可能ではない??不可能ではありません。

最近はやりのセカンドオピニオンがそうです。別の言葉で言うと、「他の医者の意見も聞いてみる!」を利用する。あるお医者さんに「ヘルニア」と診断されても別のお医者さんが「ヘルニア」でないと診断すればヘルニアでない可能性が出てきます。しかし、それはとても稀なことです。医師の診断は、多くの場合、検査に基づく結果であるため別の医師が診断する場合にも、検査結果が変わらなければ同じ診断を下されることがほぼ間違いのないところです。従って、「腰痛」を検査して、画像にヘルニアの影があれば「ヘルニア」と診断されるのは間違いのないところです。つまり、ヘルニアの診断が覆ることは、ほぼありません。

お医者さんの診断は、病気に対して白黒はっきりさせること。グレーゾーンはありません。本当は「グレーゾーン」なんだけど、お医者さんにしてみれば「わからない」では済まないわけです。痛みで困っている患者を目の前に、「わからない」からとサジを投げるわけにもいきませんから。お医者さんがお手上げだったら、それを聞いた患者さんはどう思いますか?痛みや病気に対して不安になるばかりです。だから、医師が診断して病名をつけてあげることは、とても大切なことなのです。

がゆえに、「怪しいな」「わかりにくい」「どうかな??」の類はその気があれば黒にして「ヘルニア」と診断してしまうことも実際のところでしょう。結果として、腰痛の多くがヘルニアと診断されるわけですね。そんな中で、セカンドオピニオンとして「9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」でもない」…と明言する医師が出てきたとすれば、これはちゃぶ台をひっくり返すくらいの大事件です。

現代ビジネスさんの記事:「神の手を持つ」腰痛の名医が断言! 椎間板ヘルニアの9割は「誤診」です。「ヘルニア」と診断されてあきらめていた腰痛がヘルニアでないと分かった瞬間から希望が湧いてきます。絶望の淵にいた「ヘルニア」がヘルニアでなければ、治るかもしれないと考えるからです。あきらめるのは、まだ早いです。世の中には、いろいろな施術があります。あきらめて苦痛に耐えることよりも、いろいろと試してみるのも良いと思います。

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