立ち上がり時に膝が痛い…

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膝が変形してしまっている八百屋に勤めるお客様です。齢は65歳を過ぎて、区分としては後期高齢。しかし、家でくすぶっていても仕方ない、と若い頃からずっと、八百屋ひと筋で頑張るおとうさん。「歳だからって、若い者にゃまだまだ負けないよ」と粋の良い感じで第一線で働き、皆から一目置かれる存在です。

しかし、体を酷使する長年の重労働・・・手指の関節も変形し、膝も変形し、腰だって曲がってます。シンドイことは間違いないわけです。最近は特に【膝】。見るからに膝の関節は変形をしています。とくに右膝はボコッと膨らんだようになっていて皮膚が引っ張られて伸びているせいか、テカっています。触らせて頂くと、悪い箇所はブヨブヨと妙な感触。典型的な膝痛のパターンです。症状は、慢性的なズキズキ・ピリピリした痛み。じっとしてれば気にならないけれど、座った姿勢から立ち上がる際や、歩いているときに痛いわけです。膝は最後まで曲がらないため、正座はもちろんあぐらもシンドイ。左膝はまだ動くので大丈夫、とのことですがまあ、それでも疲労感満載の膝です。

まずは、膝の痛みを緩和させます。触っても表面からは悪い箇所に触れないため、小道具を使わせていただきます。右膝の外側上の凹みから、内側のひっかかりを解除。同外側下の凹みから、内側のひっかかりを解除。膝の外側から2箇所を触ることで・・・「あ、痛くなくなった!兄ちゃんすごいな。」そして、座った姿勢から立ち上がって歩いていただくと、「うん、大丈夫そうだ。いける。」と。

次に、右膝が90度以内に曲がらないとのことなのでどこが突っ掛かっているのかを尋ねるとここかな?と指し示した場所が、太ももの裏。ということで、太ももを触ると筋張ったカチカチの筋肉がそこに。まるでつっかえ棒のようです。「じゃ、これも。」と緩めます。主要に硬い部分を緩めて、動きを確認。「膝、曲げてみましょうか。どうですか、おとうさん?」「お、曲がったね~。兄ちゃんやるなぁ、これ曲がんなかったんだよ」と、笑顔でスタスタ歩き始めました。
無論、1回の治療で正座するまでには至りません。そもそも、膝も変形していますし・・・。それでも、膝の『痛み』が解消されることで少しでも生活に支障がない状態になれば嬉しい限りです。

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