『頻尿』『残尿感』『オシッコのキレの悪さ』
夜、ゴソゴソっと起き出してトイレに行くことは、ままあることです。が、それが、一晩に何回も起こっているなら、ちょっと問題視して頂きたいです。状況としては『頻尿』ということになりますが、加えて『残尿感』や『オシッコのキレの悪さ』、またキレの悪さから肌着を濡らしてしまったり…というのも同様です。
何が起きているのか?それは、水道の蛇口がキュッ!と締まっていない、ということ。膀胱には「尿道括約筋」という栓を閉める筋肉が備わっており、この筋肉を意識して収縮させることによって蛇口から水がこぼれ出ないようしています。水道の蛇口と同じで一回ギュッと締めてしまえば、指令がない限り基本的には緩みません。前方の尿道括約筋に対して、後方には肛門括約筋があります。こちらも同様に蛇口を閉めて排出防止の機能を果たしています。
しかし、ある時からこの括約筋に力が入らない状態になり、水がこぼれる現象が発生する。すると、加齢に伴い『歳のせいかな?』なんて思ったりするわけです。たしかに若者に比べ、上記の状況に陥る割合が多いのは高齢者です。
とは言え、同じ年齢同士の人々で比べてみると症状の出方はマチマチだったりします。むしろ自分より高齢の方と比較して、症状が出ていないお年寄りもいたりします。ということは、原因は加齢による劣化ではない、ということになるんですね。
では、何が原因なのか?実は【姿勢崩れ】が原因なのです。特に骨盤の位置に問題があります。姿勢が崩れる定義はコチラを参照して頂いたとして、姿勢が崩れることで骨盤の位置が後下方に変位してしまうことがわかっています。要するに腰が丸まってお尻がコケる状態。ソファーにダラリと背中や腰を丸めて座った状態の時の骨盤位置です。
姿勢が正しい状態であれば、水平な骨盤の上に上半身が垂直に乗るため、骨で身体を支えていることになります。一方、骨盤が後ろへ傾くと上半身は平衡を保とうと前に傾倒します。この状態は骨で身体を支えることができないため、筋肉で支えることになります。
すると、腰回りの筋肉が収縮することで周囲の筋肉を引っ張り、それが連鎖して尿道括約筋と肛門括約筋をも引っ張ってしまいます。括約筋は元々、下に向かって締める筋肉なので、腰筋の緊張収縮によって上に引かれる力が加わると緩んでしまいます。骨盤後傾と共に、筋肉配列に不具合が生じるため『頻尿』や『残尿感』、『オシッコのキレの悪さ』が生じるのです。元を正せば実に【姿勢崩れ】に由来するものだったりするのです。
したがって『頻尿』や『残尿感』、『オシッコのキレの悪さ』を薬で治そうとしても治りません。解決策は・・・後傾している骨盤を後方から前方へ押し戻し、姿勢を矯正すること。加齢によって一般的には姿勢が崩れがちですから、高齢化することで症状尾が顕著になります。しかしながら、姿勢が崩れなければ上記の現象は起きないものなのです。いかに正しい姿勢が重要か、がよく分かりますね。骨盤後傾を直したいなら、とうせんきょうへ。ご来店を心よりお待ちしております。
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