利き腕の肩が上がるクセ

利き腕の肩があがるクセ

肩コリが気になっているお客様ですが、どうやら利き腕の肩が上がるクセがあるようです。もともと首腰が痛く、右肩がカチカチに凝ることがキッカケでご来店いただいていました。レントゲン検査で骨格を確認した結果、首・腰に歪みがあることがわかり、矯正治療を受けて頂いています。

現在までに首の置き所が分からず痛みを生じていた首痛は無くなり、腰の痛みも日常生活でまったく気にならないようになりました。ところが、減少傾向にあるものの右肩のコリだけは依然として硬い!骨を見る限りは肩が凝る要素が少なくなっているのに・・・。時折、肩周りの筋肉を緩めてラクになってお帰りいただくのですが、次回お越しの際にはやっぱり硬い感じが出ているのです。

なんだろね、なんだろね?とずっと考えていました。骨の歪みも姿勢もすごく整ってキレイな感じだし、肩の筋肉も緩みやすくなっていて、肩が凝る理由が見当たらないのですが肩が凝る。凝っている筋肉の動きを使われ方から予想して思いついたのが、お客様の職業。

毎日、たくさんの書きモノをするそうです。ちょっとその場で、作業の様子を見せて頂きました。で、「あー、それ!!」と気づいたのが、右肩がバッチリ上がっているクセ。ペンを持って書いている様子がおかしい。実際に写真を撮ってお客様にも確認して頂くと、「確かに右肩があがってるー」と。

右肩が上がっているというのは筋肉が収縮することによって肩が引き上げられていることに相当するので、肩の筋肉を知らず知らずのうちに酷使していることになります。つまり、右肩を上げるクセがあることで自分で自分の肩を凝らせてしまっていたというわけです。それは肩が凝るはずです。

肩が上がるクセがあると分かれば、肩を上げないで書き作業をして頂くだけなのですが、そこは癖。無意識のうちにやってしまっている行動なので、意識して肩を上げないようにしても新たな行動の定着はなかなか時間がかかるものです。『自分の持っている悪いクセを正して、新しく正しいクセを上書き保存していく中で肩こりが必ず消えていくはずです。少なくとも骨格の歪みが無くなってきているのだから。』と諭し、お客様には習慣改善に努めて頂くようにお願いしました。

骨格的な構造改革(骨のクセ)は当店がケアできる範疇ですが、お客様の持っている行動のクセはお客様ご自身が意識を高めて頂くことによってのみ改善されていきます。ここに意識改革の重要性があるわけです。原因が分かれば、あとは実践で結果を出して頂くだけ。お客様の努力が報われるように、せめて骨の歪みだけはキチンと整った環境を提供できるように引き続き責任をもって対応させて頂こうと思っています。

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