それって・・・ 首痛の治療になってますか?? PART3

首痛を改善するために痛みの原因を探る

首が痛くてどうしようもないのに別の治療所で、なぜか「肩」と「骨盤」を治療させられてしまっているお客様のその後です。

** これまでのお話は下記を参照ください**
それって・・・首痛の治療になってますか?? PART1
それって・・・首痛の治療になってますか?? PART2

首痛を改善するために、痛みの原因を探るべくレントゲン撮影に臨んで頂きました。さっそくレントゲン写真を拝見するとあらら~、首の骨が変形しているではありませんか・・・。実際にお客様が痛いと感じている付近です。さらに、正面から首の状態を確認すると完全に骨が歪んでいました。頭がカラダの真上に乗っておらず左斜めに傾いていたのです。

レントゲン写真をご覧になったお客様は『やっぱりな・・・という印象です。』 と静かにおっしゃられました。当然、首が痛いワケに残念な面持ちで納得の様子。『これ、治りますか?』 とお客様に問われました。左右の傾きをまっすぐに戻すのには問題ありませんが、変形してしまった骨は問題アリです。つぶれて形を変えてしまっている骨は元に戻せません。これ以上の悪化を防ぐこと、そして何より首の痛さを解消することは可能ですのでご安心ください、と伝えました。

また、『なぜ、骨がつぶれて変形しているのですか?』というお客様の疑問にお答えしましたので、コチラにも記載します。頭の重さを支える支柱になっている【首】ですが、そもそも頭を真下から支えることが出来ていれば何の支障も障害も出ないのです。

しかし、お客様の場合は下を向く姿勢が長時間・長期間にわたって続いていたのでしょう。下を向いて作業を続けると首が丸くなり、カーブしてしなってしまいます。しなった部分には、頭の重さの3倍の荷重が加わります。短時間の下向き作業には耐えうる強度を持っていてもそれが、長時間になると支えている方は大変です。まるで、組み立て体操で一番下で支えている人の感じ。ちょっとの時間は頑張って重さに耐えてられるけど、上の人がポーズを決めたら早く降りて欲しい感じです。そうして、首をまっすぐ立てているよりも下向きに首を曲げている姿勢が続くと上下圧によって挟まれた骨がグイグイと万力で締められたように行き場を失ってつぶれてしまうのです。そうなると、骨としての強度や耐久性はもちろん柱としての芯軸の役割を果たすことができなくなるワケですね。当然のように、負荷のかかった首は痛くなります。

首が歪んでいることを確認できたのでお客様は根本的な改善を求めて、矯正治療を受けることになりました。まずは、首の痛みからの解放を一緒に目指します。

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