えっ？もう肩コリとれた！

研究所にお勤めのお客様は、『超』首痛の肩コリさん。首や肩を触るだけで飛び上がる状態でいつだって首痛＋肩コリが気になりつつ、仕事をしています。とうせんきょうに初回でお越しいただいた後すぐにレントゲン撮影を受けてくださったことで原因がハッキリしました。ストレートネックであったことに加え、首が右へ大きく捻れた状態になっていたのです。まっすぐに立って、真正面を向いて頂いた撮影ですが写真はまっすぐ真正面を向いていないことが分かったのです。つまり、歪んでいたワケです。

お客様ご本人は、薄々気づいていたようですが歪みの程度の大きさに、まあまあショックだった様子。ここから矯正治療が始まるわけですが・・・すでに2回の治療を終えて、3回目にご来店いただいた昨日。肩を触ってみると、ユルユルになっているではありませんかっ！首を触ってみると、上部頚椎に少し捻れがあるものの痛みが無い様子。お客様に状態を伺うと、「肩コリがなくなった」とのこと。えーーーーーー、まだ2回しか治療してないのに・・・。

確かに前回の治療で手応えある矯正刺激が入った、と思ってましたがこうも極端に変わるものか？と施術した私がビックリです。背骨の関節はまだ硬いため、動きが鈍いですが首の捻れが大幅に改善したことで、肩コリが一気に消えたようです。これが一過性の緩和でとどまること（ぬかよろこび）にならないように、カラダの中心軸を安定させることの重要性をお客様にお伝えして引き続き、矯正治療を受けていただく次第です。

刺激が入って骨が動きやすくなる、ということは良い方向へ動いていくわけですが、逆に悪い方向へも動きやすいということです。つまり、油断をするといつでも悪くなりやすい、ということ。骨をしっかりと正しい位置へ導いて二度と悪い方向へ動かないように、状態を安定させることが重要です。症状はあくまで現象が表層に出た状態。表層に捉われていては、原因を根絶・根治することにはなりません。ここからが肝心と兜の緒を締め直す次第です。