テニスで肩を痛める・・・
テニスが大好きなお客様が肩が痛くなったといってご来店になりました。今月が誕生日のお客様はテニスラケットを新調し、ストリングを張り替えたそうです。今まではストローク重視の黄色いラケットを使用していて今度はボレーを重視した青色のラケットを使うようにしたらしいのです。ストリングもおまかせでなく、オーダーで張り替えてよっしゃー!と思って、いざ練習してみるとどうやらボールを捉えるときの質感や弾性がイメージ通りでなく打ち返したときに、振動が腕や肩に伝わりすごく負荷がかかったようなのです。で、練習を終えてみて、しばらくすると肩が痛くなってしまったそうです。ストリングの張り方ひとつでこうもバランスが崩れるとは・・・とお客様は嘆いていましたが何より、肩が痛いから練習しようにもできないわけで。
そんなわけで肩を実際に動かして頂くと・・・フォロースルーの時に特に痛みが出るようです。肩甲骨から肩口にかけてのラインにひっかかりがあります。お客様の了承を得て、小道具で核となっているコリにアプローチ。引っ掛かりを解除してから、手で患部を押さえ込んでボールを打つ動作をゆっくり誘導しながら腕・肩全体の筋肉の調和を促します。結局、腕を動かしたときに痛みが発生するので腕を動かしならが、引っかかり感を抜くと同時に全体の動きを馴染ませる必要があります。凝った患部のコリを抜き、患部を健常部に融合させるのです。10分足らずで肩の痛みが引いて腕が軽くなったと感じていただくことができました。病み上がりの状態なので、使えばまた痛くなることはありますが痛みが取れた状態を繰り返していくことで痛みが出にくい環境をつくることができるので大丈夫です。
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