猫背と風邪の相関性

猫背と風邪の相関性

猫背の方は要注意です。えっ、何に???それは、『風邪』です。冬のこの季節、ただでさえ風邪をを引きやすいシーズン。特に猫背の方は風邪を引きやすい傾向があります。それは何故か?呼吸がスムーズに出来ていないからです。呼吸で一番大切になるのが「肺」。鼻や口から吸いこんだ空気が気道や気管を通って肺に流れ込みます。ここで空気から酸素を分離し、体内に取り込むことになります。肺は風船のように膨らんで縮むことで空気の出し入れをし、酸素と二酸化炭素の交換を行います。本来でしたら、当然のように機能する肺も猫背になると背中が丸くなり、胸が落ち込んでしまう分だけ、膨張しづらくなります。つまり・・・肺が『正常に機能しない』わけですね。

本来であればキレイな空気を取り入れ、汚れた空気を掃き出す機能がある肺ですが肺がつぶれた状態では空気の入れ替え量が少なくなるためバイ菌やウイルスが侵入すると掃き出す力が弱くなります。結果として、呼吸を通してカラダに入ってきた風邪菌やインフルエンザウイルスの類は肺内で停滞して悪戯を始めるというわけです。猫背による姿勢崩れは風邪を患いやすくなるばかりでなく喘息や気管支炎、肺炎を起こしやすくもなります。冬になると、咳込んでしまったり必ず風邪を患って寝込んでしまうようであればそれは「姿勢崩れ」に起因するものかも知れません。

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