姿勢にも『正しい道』がございます

茶道や華道、そして剣道などいわゆる「道」のつくものは姿勢が大切です。いつでも背筋をピンと伸ばした状態です。背中を丸めた状態では道に「魂」が入っていかないのでしょうね。身体の芯（心）が張り詰めたように立っていて初めて気持ちが形に現れるのだと思います。

「緊張」と「緩和」ガチガチになるような緊張ではなく、心地よい緊張感は人を凛（りん）とさせ気持ちがキリッと引き締まります。一方で、緩和も行き過ぎると理科室にあるような骨の模型のようにダラリンとダラけてしまいます。立っている姿勢はもとより座っている姿勢はダラケやすく容易に崩れがちです。

崩れた姿勢を元に戻すにはアナタの「意志」の強さで十分です。しかし、崩れた姿勢が続いたことで歪んだ骨格は、意志の力では戻りません。骨格、すなわち身体の芯が歪んでしまう前に姿勢を見直し「正しい道」を取り戻してみてはいかがでしょうか？