肩コリと湿布

鎮痛剤

「肩コリ、しんどい~」「あぁ~、肩凝った・・・」と思ったときに、アナタはまず何をしますか?

① マッサージ ② お風呂 ③ 湿布 ④ その他

いくつもある選択肢の中で『③湿布』を選んだアナタにお知らせです!

ご存知かもしれませんが、湿布や鎮痛剤・鎮静剤は『気休め』です。肩コリに効くとされる湿布や鎮静剤を塗ったり貼ったりしたところで肩コリの【コリ】が除去されるわけではありません。「鎮痛剤」がその名のとおり「痛みを鎮める薬剤」だからであってコリを取る薬ではないからです。

では、何故??スゥーとする塗り薬や肩コリに塗ってみたり温熱・冷却タイプの湿布を肩コリ部分に貼ってみたりするのでしょう?それは・・・それなりに『楽になるから』です。肩コリが気になって仕方ない時にその「気」を散らす(まぎらわす)ことが出来るから確かに「気」が楽になるのです。

では、どうして気がまぎれるのか?それは・・・人のカラダのある原理を利用しているから!その原理とは『感覚の伝わる速さの違い』です。ん?感覚の伝わる速さ? 何の感覚??とお思いでしょうね。実は『温覚・冷覚・痛覚』のことなんです。

例えば・・・煮えたぎったお湯の入ったやかんを触って「熱い」と感じる感覚。冷たい氷を触って「冷たい」と感じる感覚。そして、サボテンの棘を触って「痛い」と感じる感覚のことです。

実は、この『温覚・冷覚・痛覚』が手先から脳に伝わってくる速さに違いがあるのです。簡単に言うと「熱い・冷たい」感覚が新幹線くらいのスピードであるのに対して「痛い」感覚は普通列車くらいのスピードでしかないわけです。つまり、「よーいドン!」で同時に走り始めたら温覚・冷覚の方が痛覚よりも圧倒的に早くゴールするのです。これを湿布に利用しているわけですね。

肩コリとして痛みのある患部に、温湿布もしくは冷湿布を貼ると痛いという感覚よりも先に、熱い・冷たい感覚が脳に到着するのです。したがって、脳にしてみれば患部が「痛い」よりも「熱い・冷たい」と優先的に認識するので後から到達してくる痛みに対して鈍感になるわけです。結果として、湿布を貼ることで痛みが和らぐ状態になるのですね。

だから、湿布の効果が切れるとまた肩コリがムクムクと復活するのです。慢性的な肩コリに対しては、対処的な湿布も間違いでは

ひとりで悩まずに、まずはお問い合わせ下さい

〒231-0007
横浜市中区弁天通4-53-2
045-226-4578

<営業時間>
【月水金】AM7:30 〜 PM7:30
【火】AM7:30 〜 PM12:30
【土日】AM8:00 〜 PM12:30
  ※予約状況により変更あり
【定休】 木曜・祝祭日