肩コリをナメてかかってはいけません・・・

肩コリをナメてかかってはいけません・・・

ご存知でしょうが・・・肩こりは揉んでも治りません。揉んでもらって『治った!』という話を聞いたことありますか?私はありません・・・。コリ固まった肩を「ギュッー」とつかまれるとたしかに気持ちいいですよね。そして、コリがほぐれると疲れが取れたような感じがしますね。でも・・・次の日になると、また凝った感じがしてきます。2日経つと、完全に元通り。意味・・・ありますか?同じ時間とお金を投資して肩のコリを治療するのなら少しでも良いからコリ感が戻ってこないようにしたいものです。

それには『なぜ肩が凝るのか?』をまじめに考える必要があります。必ず原因があります。必ず因果関係があります。

例えば・・・
原因「雨にぬれる」 → 結果「風邪をひく」
原因「夜更かしする」 → 結果「次の日、眠い」と同じように、
原因「???」 → 結果「肩が凝る」何らかの原因があって結果として肩が凝るワケです。

原因が分かって肩コリを治療するのと、そうでないのとは雲泥の差があります。みなさんは子供が熱を出した時にまず、どうされますか?(いろんな状況が想定されますが)とりあえずは病院に行くでしょう?病院で受診しドクターの見解を伺うことだと思います。

ドクターも見ただけでは何が原因で熱が出ているのか分かりませんから、いろいろとチェックをするのです。熱は何度なのか?舌の色は?目は充血しているか?頬の赤みは?どこかに発疹はないか?視診だけではわからないものは問診をしたりもします。

食欲はあるのか?寒気や嘔吐は?めまいや耳鳴りは?そして、事と次第によっては血液検査やMRI・CT・レントゲンなどのいろいろな検査をすることになるかも知れません。検査の結果、インフルエンザかもしれませんし、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)かもしれません。感染症や水疱瘡かもしれません。それぞれによって対応の仕方が異なります。

つまり、熱が出たからといって、市販されている風邪薬を服用しているだけでは不十分だということです。アナタの肩コリも同じこと。肩が凝るからとほぐしているだけでは不十分だということです。肩コリの原因を確認した上で対処をしないと、本来は簡単に改善するものであっても逆に、こじらせて悪化させる結果となるでしょう。『肩コリ』だからナメテかかってはいませんか?

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